自分が何となく不安に思っていた事(老後のこと、こどもの教育費、
住宅ローン)をきちんと整理することができました。
お金のことはいったん横へおいて、本当にやりたかったことを含めた
人生設計についてもじっくり考える機会を与えてくれました。
そして、やりたいことをやるためには、どれくらいのお金がいつまでに
必要なのか、どうやって増やしていけばいいのかが書いて有ります。
もっと若いうちにこのような考え方が、身に付いていればよかった
と思いました。
「50歳から」とありますが、若い方たちも将来に備え、ぜひ読んで
いただきたい本です。
一言で申しますと、腹にず〜んと、こたえました。
また、ライフプラン、キャッシュフロー、収支シミュレーション、
アセットアロケーション等、団塊世代だけでなく、若い方にも、
是非奨めたくて、不躾を省みず、感想を述べさせて頂きます。
今までの私は、投資は、「リスクの度合いに関わらず、高いものが良い」。
日本は、破綻するぞ! 資産逃避だ! と、安直に行動しておりました。
生涯にわたるキャッシュフロー表を作り、インフレ率と変動要因を考慮した
収支シミュレーションをして、無用なリスクを犯さず、適切なリターンを
求める考え方は、大きなショックでした。
なるほど、プロは、こういう考え方と、手順を取るのか。
「リスク・リターン」、「死ぬまでのライフプラン」、等、冷徹(失礼!)
なまでの計算に、驚愕しました。
また、インフレの複利効果の恐ろしさ、も良く分かりました。
同時に、適切なアセットアロケーションにより、合理的なリスクをとる
複利運用の魔術も教えられました。
本書は、リタイア間近の人々を対象に書かれていますが、
私は、是非若い内に読むべきと思います。
なぜなら、リタイア時の資産額が、決定的な影響を持つ点で、
30代、40代に、本書に接し、ライフプランと資産運用の考え方を
身に付ければ(ファイナンシャルリテラシー向上)、鬼に金棒、
生涯にわたって、金の心配はしなくて済みます。
ファイナンシャルリテラシーの高い人の割合が増せば、
国力増強にもなるはず。
是非、若い人にも、金融知識を深め、地道に資金を蓄積して、
お金に困らない、幸せな人生を築いて頂きたい。